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秋の始まり!美味しい・楽しい!台湾へ行こう!

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日本は初秋に入り、幾分涼しくなってまいりました。
しかし台湾は日本の沖縄にとても近い場所にあり、基本的に1年を通じてとても暖かい気候です。夏が長く冬が短いのが特徴で、夏の気候と言えるのも4月中旬辺りから10月中旬辺りまでであり、中でも7月から9月は真夏時期で気温も湿度も高く、少々過ごしにくい気候です。 そして6月から9月は台風シーズンのため、台湾旅行は避けた方が無難です。10月に入りますと少し暑さも和らぎ、真冬でも平均気温は15℃前後と過ごしやすい気候なので観光にもこれからがベストシーズンとなります。

台湾と日本は昔から縁が深く、また台湾は親日国でもあり、良き隣国としてお互いにお付き合いをしてきました。日本で震災があった時も台湾の方々が、いち早く義援金や応援を送って下さったことは記憶に新しいかと存じます。そんな台湾はグルメや歴史観光でもとても楽しめる国です。
台湾の首都台北(タイペイ)といえば、屋台の夜市(よいち)で有名です。あちこちに有名な屋台街があり、台湾国内でも最大規模を誇る「士林夜市」はB級グルメから可愛い小物までなんでも揃う大きな夜市なので見て歩くだけででも飽きません。台北の中心部に位置する寧夏夜市は規模は小さめですが、台北駅から1駅の中心街になる中山駅と雙連駅のすぐ側にあり、屋台グルメが中心なので楽しめます。松山駅にある「饒河街夜市」は古い歴史のある夜市です。グルメや買い物にも便利で、屋台通りの入口にあるネオンがギラギラ輝く台北を代表する夜市です。

台北の屋台グルメといえば有名なのが「胡椒餅」です。台湾の屋台グルメの大定番「胡椒餅(フージャオビン)」は現地でも行列店がたくさんある台湾風ミートパイで大変人気です。 ゴマ香るパイ生地のようなサックリした生地に、五香粉や胡椒で濃い目に味付けをした豚肉餡とネギをたっぷりつめて焼き上げます。屋台の店頭では注文してから肉餡を皮で包んで焼く作業を見て楽しむことができます。他に人気なのが、巨大チキンの「豪大大鶏排(ハオダダーシーパイ)」です。大人の顔ほどの大きさもあるフライドチキンでスパイシーなピリ辛の風味が絶品です。紙に包んである揚げたて熱々に立ったままかぶりつく楽しみが味わえます。「蚵仔煎(オアジェン)」は小ぶりの牡蠣と野菜を鉄板の上で炒めて溶き卵をかけてオムレツ状に仕上げた料理です。甘辛ソースをかけていただくのが台湾式で、日本では牡蠣オムレツと呼ばれたりもしています。いままで牡蠣嫌いだったのにこれを食べてから牡蠣が大好きになったという人もいるほどの一品。牡蠣の身の小ぶりサイズとふわふわ卵の相性が抜群の料理です。そして日本でもおなじみの「小籠包(ショウロンポウ)」は小さくて可愛らしい包みの中に肉餡とスープが入っている肉まんのような食べ物です。日本にも支店のある小籠包で有名な「鼎泰豐(ディンタイフォン)」は台北に本店があります。一口で食べられるサイズですが油断するなかれ!熱々の小籠包を頬張って舌を火傷することもあります。箸でつまんでタレに漬けた後は、レンゲにのせて割って食べるとよいでしょう。
そうそう!大事なことをお知らせします!ミニ知識その①、台北の屋台ではアルコールの提供をしていません。せっかくこんなにビールに合いそうな料理がたくさんあるのに、と落ち込みそうになりますが、でも大丈夫!駅から屋台に向かう道にはコンビニがたくさんありますので、行きにコンビニに寄って缶ビールや酎ハイを購入してから屋台に向かいましょう!ミニ知識その②、台湾の屋台にはあまりゴミ箱が設置されていません。その場で食べ終わったときなどは、そこの屋台の店員さんに片付けてもらえばいいですが、食べ歩きでゴミが出てしまった場合などは、あらかじめ白いビニール袋などを鞄に入れておいてそこに入れておくと便利です。ゴミ箱は決められたゴミステーションにしかなく、もしその辺に捨ててしまうと台湾では高額な罰金が科せられますのでご注意下さい。ミニ知識その③、屋台の食べ物で手が汚れてしまった時などのために、簡易ウエットティッシュを鞄に入れておくと便利です。また、トイレにはトイレットペーパーがない場合もあります。ティッシュペーパーも忘れず持参しましょう。
屋台以外にも台北は美味しい食べ物の宝庫です。気温の高い台北では「雪花冰(シュエホアビン)」というフワフワのかき氷が一年を通じて大人気で、日本のかき氷はシャリシャリした食感ですが、台湾のかき氷はふわふわしていて口に入れるとサラッと溶けてしまいます。これは台湾のかき氷は練乳やシロップを混ぜて作った氷を削って作るためで、氷自体に甘味があるので日本のかき氷のようにシロップはかけず、贅沢に旬のフルーツを使って作られます。台湾の名産である果物のマンゴーをこれでもかと盛り付けた「芒果雪花冰 (マンゴーシュエホワビン)」や「八寶氷 (パーパオピン)」というピーナッツやあずきやお団子を上に乗せたかき氷が人気です。他に台湾の国民的スイーツに「豆花(ドウファ)」があります。台湾の人は豆乳が大好きで豆乳から色々な料理を作り出します。「豆花(ドーファ)」は作り方は日本の豆腐に似ていますが、つるんとしたなめらかな舌ざわりと日本の絹豆腐よりもやわらかい食感が持ち味です。豆花自体は甘くないので様々なシロップやフルーツと共に召し上がっていただきます。豆乳から作る料理には他に「鹹豆漿(シェンドウジャン)」があります。酢によっておぼろ豆腐状になった豆乳に、揚げパンやネギやザーサイや干しエビや揚げパンなどをトッピングして食べる料理で、朝食によく食べられます。とろとろの豆腐にサクサクの揚げパンがアクセントとして加わり食べ応えもバッチリで、まろやかで優しい味わいが口に広がり朝から元気いっぱいになれます。この「鹹豆漿(シェンドウジャン)」を食べるなら、台北駅にも近い善通寺駅を出てすぐの華山市場の2階にある「阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)」という店がお薦めです。台北で朝ごはんを食べるなら一度は訪れておきたい有名店でミシュランにも認定されておりますが、庶民のための気さくなお店です。店の外には常に長い行列ができているため時間に余裕を持って訪れるのが良いでしょう。

台北の観光名所といえば、白菜や肉の形をした宝物で有名な「故宮博物館」や、兵隊さんの一糸乱れぬ整列が見られる「忠烈祠の衛兵交代式」などが「台北1日観光」のオプションに入っていますが、その中でも「行天宮」は人気のお参りコースです。台湾の人は信心深い人が多く、性別により参拝の仕方も異なり 男性は手のひらを下に向けて、女性は手のひらを上に向けて参拝をします。おみくじも台湾式のおみくじの引き方があり、神様におみくじを引いていいか確認をする必要があります。心の中で願い事を唱えながら決められた木片を投げ、正しい組み合わせが出たら神様からお許しが出たということでおみくじを引くことができます。面白いですね。MRT行天宮駅の地下には、日本人にも人気スポット「占い横丁」があります。地下通路に占いをする店が10軒くらいあり占い師が様々なお店を出しています。生年月日の元に占う四柱推命、手相占い、タロットカード、珍しいところでは米粒占いなどもあるようです。日本語で案内を出している店もありますので安心して見てもらいましょう。

台北にはホテルも沢山あります。アクセスに便利なのは台北駅の目の前に建つ「シーザーパークホテルタイペイ」です。台北駅には台湾鉄道、高速鉄道、移動に主要のMRT、バス等、必要な移動手段がすべて揃っています。料金もリーズナブルでショッピングにもグルメにも大変、便利なホテルです。他に便利なホテルといえば「パレ デ シン」があります。こちらのホテルは台北駅とショッピングモールに直結しており、外観は近代的ですが内装は中世のヨーロッパをイメージした重厚な造りとなっており、女性の方に人気な雰囲気のあるホテルです。他にも迎賓館の役割を担って創設された「ザ グランド ホテル」は歴史ある朱塗りの建物で圓山大飯店の名前で有名です。広い敷地の中に建つオリエンタルな雰囲気を味わえるホテルで、士林夜市のある剣潭駅まではシャトルバスが出ております。オークラやシェラトン等、日本でもおなじみのホテルもあり、大抵どのホテルにも日本語のできるスタッフがおりますので安心してお泊りいただけます。

最後に台湾名物のパイナップルケーキを購入してお土産も完璧!台湾は果物を使ったお菓子が沢山ありますが、日本の東京の南青山にも進出している「微熱山丘(サニーヒルズ)」等、美味しいパイナップルケーキのお店が大人気!こちらは桃園国際空港の第二ターミナルにもお店が入っているので購入いただけますが、時間があればぜひ松山の本店に行ってみて下さい。緑豊かな公園の中にお洒落な店があり無料でお茶と試食ができます。

これからの観光シーズンに向けて、当店ではお客様により良いプランをご用意してお待ちしております。
この秋は観光にグルメに美味しい台湾の旅をお薦めいたします!

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