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年末年始の旅!まだ間に合う家族とゆったり温泉で過ごす旅

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12月に入ると師走で、年末年始まであっと言う間ですね。
「師走」とは普段落ち着いている師の僧侶も忙しさに走り回ってしまうという意味で、クリスマスに年末の大掃除にお節料理作り、とまさに大忙しの師走です。でも、せっかくの年末年始のお休みの時期くらいゆっくり休んで英気を養いたいもの。そんな方は思い切って家族で温泉に行っちゃいましょう!どの旅館も年末年始はお正月の飾り付けをして、お料理もお正月仕様になっているのでしっかり日本のお正月気分を味わえます。

年末年始に人気の温泉地区は伊勢志摩です。名古屋から伊勢までは近鉄特急で1時間半で着いてしまいます。有名な伊勢神宮がありお正月には参賀の方で大変賑わう場所です。
伊勢神宮には外宮と内宮があり、外宮は近鉄「伊勢市駅」から徒歩でおいでいただける距離にあります。まず外宮から参拝してその後で内宮に参拝するのが一般的なコースです。内宮は近鉄「宇治山田駅」から路線バスで10分程の距離にあり、現地では三重交通のバスが「伊勢市駅前」→「外宮前」→「内宮前」→「宇治山田駅前」→「伊勢市駅前」の順番で巡回して走っています。皆様ご存じのいわゆる伊勢神宮のイメージは「川にかかる大きな橋」「お土産屋さんや食べ歩き店が軒を連ねる古い街並み」かと思いますが、五十鈴川の清流にかかる大きな木造りの「宇治橋」やお土産屋や三重の名物料理のお店が並ぶ「おかげ横丁」は伊勢神宮「内宮」にあります。橋を渡り、広大な敷地と森の中に天照大御神をお祀りしている社があり、玉砂利の敷き詰められた参道を通って本宮にお参りをします。お参りが済んだらお待ちかねの「おかげ横丁」の散策をしましょう。内宮の入口にある「宇治橋」のすぐ横からは「おはらい町」という昔の街並みを保全した門前町が続きます。「おはらい町」にもお土産屋さんや飲食店はありますが、そこからそぞろ歩いて5分程のおはらい町の中ほどに「おかげ横丁」があります。入り口にある大きな常夜燈が目印で招き猫の像も建っています。「おかげ横丁」は50余りの店が軒を連ねる区間で様々なお店が並んでいます。伊勢名物「伊勢うどん」は太くて柔らかい麺を出汁と伊勢だまりを合わせた独特の色の濃いタレで食べるうどんで、見た目は濃い口醤油がいかにも辛そうに見えますが意外とあっさりしていて甘味もあります。インパクトのある屋号の「豚捨」は精肉店と揚げたてコロッケのお店で、コロッケは黒毛和牛のミンチとジャガイモをサクサク衣に包んで揚げてあり食べ歩きにはぴったりです。あまりの美味しさに「豚など捨ててこれを食べよう!」と言われたことが屋号の由来と言われています。他にも焼き牡蠣や伊勢海老のお店や、変わったところだとオムライスやハヤシライスをレトロな店舗で食べられる洋食屋さんなどがあります。伊勢志摩には良いお宿が沢山あります。伊勢神宮近くの宿の他にも、夫婦岩のある二見、鳥羽水族館やミキモト真珠島のある鳥羽、牡蠣で有名な的矢や相差、志摩スペイン村のある鵜方、遊覧船のある賢島等があります。のんびり温泉で過ごしていただくも良し、観光にも美食にも大変楽しめる場所です。

もっと近場で楽しみたい!という方は、愛知県内にも温泉地は沢山あります。知多半島は新鮮な魚介類の宝庫であり、半島中央部には中部国際空港セントレアがあります。空港の天望デッキからは伊勢湾に沈む夕日と飛び立つ飛行機を間近で見ることができます。空港のすぐそばにある焼物の町・常滑には窯場をめぐる散歩道が整備されていて陶芸やグラスワークを体験できるお店も多く、ご自身だけのオリジナルのものを作ることができます。常滑焼は「招き猫」の焼物で有名ですが、散歩道には巨大な招き猫の「とこにゃん」の置物があり坂道の下の道路沿いからはその巨大な顔を眺めることができます。招き猫には、色やデザインによってさまざまな意味が込められており、例えば白は「純粋」や「幸運」、黒は「魔除け」、赤は「健康」や「病気予防」、金は「金運上昇」、青は「学業成就」、ピンクは「恋愛運」などをそれぞれ象徴して作られています。中部国際空港セントレアから車で少し走った先に「南知多ビーチランド」と「南知多おもちゃ王国」があります。水族館とおもちゃ王国が一つになった総合テーマパークで、定番のアシカ・イルカショーの他、アシカやイルカに直接触れる「ふれあいタイム」が人気です。イルカにタッチしたりペンギンにエサをあげたりもできます。すぐ隣にあるおもちゃのテーマパーク「南知多おもちゃ王国」では、リカちゃんハウスやトミカプラレールランドなどの体験パビリオンとアトラクションが楽しめます。どちらかというと小さなお子様向けの施設のため、小さなお子様のいらっしゃるファミリーの方に人気があります。また、南知多温泉郷は県内一の湯量を誇る温泉郷であり海岸沿いに温泉宿が点在しているため、部屋や露天風呂からオーシャンビューを楽しんでいただけるお宿が沢山あります。またその先にある小さな島の「日間賀島」や「篠島」へは高速船で渡っていただき海の幸を楽しんでいただくこともできます。

名古屋から車で1時間程の三河湾に面した蒲郡地区には、遊園地やアウトレットモールのある「ラグーナ蒲郡」があり、こちらはお子様連れのご家族にも楽しんでいただける場所です。遊園地エリアの「ラグナシア」には遊園地アトラクションの他、プリキュアショーやしまじろうなどお子様が楽しんでいただけるエリアがあります。この時期はラグーナイルミネーションをおこなっておりますため大人の方も楽しんでいただけます。その近くには「蒲郡温泉」の他に「西浦温泉」「三河三谷温泉」があり、いずれも海に面しており海の幸山の幸満載の場所です。海沿いの海鮮市場には毎日新鮮な魚介類が入荷するため、リーズナブルなお値段で美味しい海の幸を買うことができます。蒲郡といえば「蒲郡みかん」が有名ですが「蒲郡オレンジパーク」では季節ごとにフルーツ狩りが楽しめます。温室でのいちご狩り・さくらんぼ・メロン・マンゴー・もも・プルーン・シャインマスカット・デラウェア・巨峰・梨・みかんなどなど、それぞれの季節の旬の果物の味覚を体験できます。

さらに先に進んだ豊橋の少し先、渥美半島の先端にある「伊良湖温泉」には「伊良湖岬」があり太平洋を横断する船舶の目印になる「伊良湖岬灯台」があります。夏場は海水浴で賑わいますが、冬の美しい海と情緒溢れる灯台を眺めながらゆっくりと遊歩道を歩くと「恋路ヶ浜」に着きます。ここは恋人達の聖地と呼ばれており「幸せの鐘」が設置されていて、二人で鐘を鳴らしてからハートのプレートに願いを書いて「願いの叶う鍵」のモニュメントの横に設置された専用の柵に錠を通しロックをかけると願いが叶うと言われています。ハートのプレートは近くのお店で売っていますので、恋人同士で永遠の愛を誓うのも良いでしょう。ご家族連れでも恋人同士でもご友人と一緒でも楽しんでいただける場所です。

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