熱心な仏教国である東南アジアのタイ王国では、毎年旧暦12月(現在の10月または11月)の満月の夜に川の恵みへの感謝の気持ちを表すために、また自らに宿る穢れを濯ぐために、ロウソクや線香や花などで美しく飾られたたくさんのクラトン(灯篭)を川に流す「ロイクラトン」と呼ばれるお祭りがタイの全国各地で行われます。
その中でもチェンマイのロイクラトン祭りは「イーペン祭り」と呼ばれ、ピン川を流れるクラトンが水上に浮かんだ天の川のように幻想的で美しいお祭りとして有名です。ちなみに「イーペン」とは2月を意味しており、由来はかつて、このお祭りが2月に行われていたお祭りだからだといわれております。お祭りのメインは花やライトで飾られた美しいフロート(山車)のパレードで、チェンマイの街全体が楽しいお祭りの雰囲気に包まれます。紙灯篭を空に放つほか、タイ伝統舞踊やパレード、ライブミュージック、パーティー、さらには芸術や工芸を学べるさまざまなワークショップの出店などが出ます。タイの美味しい食べ物や名物が売られている屋台もたくさんあり、フェスティバルの期間中は毎晩定期的に花火が打ち上げられる、とても楽しくて賑やかなお祭りなのです。
JTBではこの時期に合わせて「タイ・チェンマイのコムローイ祭りへ行こう」の企画をご案内しております。

お祭りの名前になっている「コムローイ」とは、紙で作られた熱気球状の紙灯篭を夜空に放つ行為の事をいいます。紙でできた灯篭の中に火を灯し、熱気で浮かび上がらせて空に飛ばすという、とても幻想的で美しいお祭りです。このコムローイを行うイーペン祭りは、タイ北部の特にチェンマイで広く行われていますが、参加できる場所には制限があります。その理由は紙灯篭が航空機の運航に影響を及ぼす可能性や、火がついたまま落下した場合に火災の危険があったり、落下した紙灯篭のゴミの問題などがあるためです。JTBでは安全・安心にお客様にコムローイを楽しんでいただけるよう、問題のないコースをご用意させていただいております。
ではここで、コムローイの上げ方を説明します。まず、紙灯篭に願い事を書きます。ゆっくりと心を落ち着かせ、真剣に願い事を書きましょう。書き終わった後は、コムローイに使用する灯篭は薄い紙素材のため破れないように注意します。次に、紙灯篭を持って願い事を心の中で唱えます。そして周りの人に火を灯すのを手伝ってもらいながら、紙灯篭を持っていた手を放し夜空へ放ちます。紙灯篭が手から離れて、熱の勢いで自然に夜空に飛び立つまで落ち着いて待ちましょう。なかなか飛び立たなくて焦ってしまうこともありますが、大丈夫!あなたの願いを込めた紙灯篭は、きっと静かに夜空へ向けて上がってゆくことでしょう。紙灯篭を夜空に放つ様子は見た目にも大変美しいのですが大きな意味も持ちます。 それは現地では紙灯篭を空に上げる行為「コムローイ」で、病気や不幸や悩みを手放す事ができると信じられているからです。タイの人々は紙灯篭を夜空に放つときに心の中で願い事をし、その願い事は善い行いを心がけることで叶うと信じています。また、仏教国のタイ国らしく、仏陀に敬意を払うという意味も込められているそうです。

JTBの企画では、コムローイを実際に夜空に放つイベントに参加できるほか、何百というランタン(天燈)が夜空へ舞い上がってゆく幻想的な風景を目前で楽しむ事ができます。こちらの企画は中部国際空港(セントレア)や関西国際空港、福岡空港、羽田空港など、全国の空港から出発するコースが組まれています。往復の航空券の手配、ホテルの宿泊、コムローイ祭りへの参加チケットと祭り当日の夕食がついています。それに、空港からホテルまでの送迎やセレモニー会場への送迎もついており、現地係員がご案内するので安心です。
このコムローイ祭りには、世界各国から若い女性や若者が参加します。タイの伝統行事ではありますが、若い方に大変人気のあるお祭りです。何故かといえば、願い事を書いて夜空に飛ばすという行為のロマンチックさもありますが、とにかく美しい!そして写真的に映える!という事で、このお祭りでの体験をSNSに投稿する方も大勢います。きっと、いいね!が沢山もらえる映え映えの写真が撮れる事でしょう。
何百、何千もの紙灯篭が夜空に漂う景色はとても幻想的で、その美しさは多くの人々を魅了します。まるで別世界にいるような気持ちになり、忘れない光景に感動する事、間違いなしの一生に一度は見てみたいお祭りなのです。
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